会社、お店の家賃です。これは、人件費に次いで額が大きいと思います。人件費は、休業補償の申請や、解雇により、経営者自身でコントロールできますが、この家賃は、それができないので、厄介です。そこで、大家さんとの交渉して、数か月分待ってもらいます。しかしながら、ほとんどの経営者は、これがなかなか言えないのです。
悪いことだけを考えてしまうからでしょう。
・断られたらどうしよう。
・払えないのなら出ていけと言われたらどうしよう。
・この先の関係が悪くなったら・・・
などと思ってしまうのではありませんか。
確かにそうですが、ここは勇気をもって、一歩踏み出してください。この家賃は大きな負担です。大幅な減額をお願いするのです。応じてくれたら、あなたは助かります。この状況下です。大家さんも、あからさまにダメとは言わないと思います。ここはぜひチャレンジする価値はあります。
具体的にどうお願いするかです。実際問題として、あなたは、大家さんと顔みしりですか。あったことはありますか? ほとんどの方は、多分あったこともない・・のではないでしょうか。間に不動産会社が入っていますので、不動産屋は知っているけど、大家さんが誰なのか知らなくても不思議ではありません。 そうなると、家賃の交渉は、当然不動産屋さんになります。 知らない人に対して、無理なお願いをするのですから、ハードルは高いです。
この時、あなたはどんなやり方をしますか。不動産屋さんに、新型コロナウイルスの影響で、売り上げが激減して、会社が資金繰りが厳しくなったので、家賃を待ってもらいたいのです。というようなことを言うと思いますが、果たしてこれで通るでしょうか。大家さんはあなたのことをよく知らないと思います。
だから、あなたの誠意を相手に伝える必要があると思います。私だったら、まず手紙を書きます。まずはこれまでお世話になったお礼、そして現状の事、将来に対する展望など、そして具体的には、8割減で何とか半年使わせていただく旨、これを不動さん屋さんを通して渡していただきます。それでも、難しいようでしたら、大家さんを紹介していただき、自宅迄会いに行って、お願いに上がります。最低、ここまではすべきでしょう。
やれることはやってください。あとでどうなっても、悔いが残らないようにして頂きたいのです。
本来なら、国が家賃の補填をしてくれると嬉しいのですが。そこは、期待したいところです。
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